PSIが土佐町と新たな人材連携スキームを構築し、カヌーで地方創生を仕掛ける

プラスクラス・スポーツ・インキュベーション株式会社(代表:平地大樹 所在地:東京都千代田区 以下PSI)は、高知県土佐町(町長:和田守也 所在地:高知県土佐郡 以下土佐町)と地域おこし企業人交流プログラムによる研修派遣に関する協定を締結しました。

 

土佐町長和田氏とPSI代表平地

土佐町長和田氏とPSI代表平地

 

本協定の目的は、土佐町の地元の資源でもある早明浦湖を活用し、カヌー競技を軸に土佐町の活性化を図る町の政策を、PSIが今まで実践してきたスポーツマーケティングのナレッジとノウハウで実現を支援するためのものです。

地域唯一の高校である「嶺北高校」からカヌー競技において日本代表を生む。土佐町から代表選手を生むことで競技熱が上がり、地元の小中学生は嶺北高校へ行きたいと思い地元に留まり、地元以外の県内・県外からは、いわゆるカヌー留学を検討する学生が増える。そうすることで土佐町の唯一の高校は魅力を持ち、学校として存続・発展していくことができる。そんな世界観をイメージしています。嶺北高校では、このカヌーの取り組みだけではなく、更なる高校の魅力化を図るために授業内容や周辺環境の充実など新たな取り組みを多数実施しています。

 

早明浦湖のカヌーアカデミー

早明浦湖のカヌーアカデミー

 

また、カヌー競技とカヌーレジャーにおいて土佐町へのインバウンドも狙い、国内・国外双方における土佐町へのスポーツツーリズムを実現するために、トレーニング施設や宿泊施設のリニューアルを実施してきました。方針もハードも揃ったところで、PSIが土佐町カヌープロジェクトのブランディングやマーケティングを正式に支援することになりました。PSIは知見の共有やアドバイスをするだけではなく、人材獲得面や人材供給面での支援も行い、強力にスポーツを活用した地方創生のモデルを構築してまいります。

 

早明浦湖を活用してカヌーで活性化を目指す

早明浦湖を活用してカヌーで活性化を目指す

 

約3年前より本プロジェクトは動き出し、土佐町の中で少しずつ実現に向けて動いてきました。簡単に今までの変遷をご紹介すると、

①早明浦カヌーアカデミーを設立
②アカデミーコーチに2006年に世界大会でハンガリー代表として優勝し、直近までは韓国代表のコーチを務めていたラヨシュ・ジョコシュ氏を招聘
③ラヨシュ氏は同時に地元の嶺北高校のカヌー部コーチにも就任(①②③は同タイミング)
④早明浦湖のほとりにあるさめうら荘をリニューアル
⑤嶺北高校進学者から、カヌー部に入部する人が増加
⑥小中学生のカヌーアカデミー生も徐々に増加
⑦さめうら荘に隣接した形でコミュニティスポーツや観光交流の促進の役割も担うトレーニング施設を建設中

このような状況です。ハードの強化、アカデミーの取り組み、地元高校との連携が少しずつ身になってきています。PSIも構想段階から少しずつ関わらせていただいたことで、ここからさらにこの取り組みを加速させていくためにも本協定を結びました。

 

和田町長の想いを聞く平地

和田町長の想いを聞く平地

 

今回の協定の目的を改めてお伝えすると、以下の通りです。

・スポーツマーケティングの会社としてナレッジを共有する
・人材の供給と採用支援

この2点を解決するために、今回『地域おこし企業人』という仕組みを活用します。地域おこし企業人は、都市圏の民間企業から地方自治体に企業の社員を一定期間派遣することを通じて、企業で培ったノウハウや知見を活かし地域活性化に取り組む仕組みです。これまで地方自治体が地域外の人材を確保するために用いてきた「地域おこし協力隊」とは、個人を採用するのではなく、企業と協力して取り組む部分が異なります。

今まで地方自治体でよく活用されてきた地域おこし協力隊は、自治体が独自に公募し、手を挙げた人を吟味し、採用してきました。最長3年間の任期や報酬などの制限もあり、この仕組みには難しい面があり、地方行政が地方自治体のサイトで募集しても応募自体が多く望みにくいことと、望むスキルを持ち合わせた人材が申し込んでくれるとは限らないことで、人材のミスマッチが生じることも多く、本当に自治体のプロジェクトを進めるのに必要な人材が確保できにくい状況ともなっていました。

 

土佐町尾崎氏が中心となりPJは進行する

土佐町尾崎氏が中心となりPJは進行する

 

そこで、この度土佐町は「地域おこし企業人」の仕組みを用い、PSIを町に迎え入れ、我々の知見やノウハウを活かして事業推進に取り組むことにしました。また、「地域おこし協力隊」として本プロジェクトに従事する人材の募集にも、土佐町と連携した新たな仕組みづくりに取り組みます。

これまで協力隊の募集では、報酬水準や任期後のキャリアが課題となっていました。今回のケースでは、協力隊として土佐町に雇用され本プロジェクトに従事する傍ら、勤務日以外を活用して複業としてPSIの業務にも従事してもらいます。このことを通じて、収入水準の底上げができることに加え、希望すれば任期後もPSIでの雇用に切り替え、土佐町との取組も含む四国エリア担当として勤務できる点で、キャリアの継続性を担保することも可能になります。

この地域おこし協力隊と地域おこし企業人の仕組みを併用することで地方自治体がPSIの提供できる価値を最大限取得できるようになります。スポーツで地方創生を実現することに興味のある方、カヌーを仕事にしていきたい方と共に土佐町をカヌーで盛り上げていきたいので、PSIは本プロジェクトにおいて仲間となってくれる方を募集します。ご連絡はこちらまで。

土佐町がカヌーを通してどう活性化していくか、今後もご注目ください。

 

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